現象
古いパソコンにはよくある故障で、通電しても無反応でパイロットランプすら点灯しない状態です。安定化電源を接続すると、過負荷により大きく電圧が降下するのを確認できます。
主な原因
回路上は平滑回路やバイパスコンデンサ(パスコン)になっているタンタルコンデンサが経年劣化によりショートすることで発生する障害です。パスコンはデジタル回路でも特に多くノイズを発生する IC の至近の電源に並列に挿入しますので、電源入力から近い場所でショートが発生した場合にはマザーボード全体が保護回路のお世話になる事になります。パスコンがショートしている場合でも、末端で発生した場合で電源に大きな負荷がかからず保護回路が作動しない場合もあります。
対応
(入手可能であれば回路図を参照しつつ)源から末端に向かって不良のタンタルコンデンサを探して交換します。
